紛失事件!
紛失事件!


「あれ?確かにここに…」
勇真「泉ちゃん?どうかしたの?」
「あの、昨日の夕飯のコロッケの残りをここに置いておいたんですけど…空っぽになってたんです…朝食はコロッケパンにしようと思ってたのに…」
勇真「えぇ?!ね、鼠でも出たのかな?」
ひかり「鼠じゃないよ。だいたい犯人の想像はつきやすいと思うけどなあ」
勇真「え?誰?」
「それってまさか……」
ジーーーっ。
俊樹「は?何だ?俺?!」
ひかり「こんな事する奴、あんたくらいしか居ないだろ」
俊樹「ち、違えよ!お、俺じゃねえって!」
ひかり「ほら、その焦り具合。信用できねー!」
俊樹「っ……!んだよ、違えって言ってんだろ……って、うわ!…なんだ、吉田か。顔近っ!何なんだよ。俺の顔に何か付いてんのか?」
勇真「付いてる…」
俊樹「は?!」
勇真「その…付いてるんだ、ほっぺに。ソースの跡が」
勇・ひ・泉「………。」
俊樹「い、いやー…これは、あれだろ。昨日の夜顔洗わなかったからだろ。ははは…」
ひかり「とーしーきー(怒)」
勇真「僕、信じてたのに…」
「仕方が無いですね」
俊樹「え?泉、怒ってねえのか?」
「ええ」
俊樹「なんだそうか。ははは!それならよかった」
「はい。でも、今日の朝ご飯は予定と変わってしまったので…それじゃあ…朝ご飯、みんなで抜きにしましょう!」
俊樹「ああ、そのくらい全然構わねえぜ。って、えーーーーー!!!!!」